プロ生ちゃんを Power Map の カスタムマップ に出してみる

プロ生ちゃん Advent Calendar 2014 - Qiita 9日目の記事です。

Power BI の一つ Power Map が 9月の Update でカスタムマップを使えるようになりました。
Excel Power Map に更新を実施 - 9 月 - Office Blogs - Site Home - TechNet Blogs
カスタム マップの 6 つの便利な使い方 - ビジネスプロダクティビティ製品チーム - Site Home - TechNet Blogs

カスタムマップとは、Power Map で表示する地図を自前で用意した画像にする事が出来る機能です。

今回は、プログラミング生放送勉強会 の開催時期と場所を Power Map で出してみることにします。
通常の地図では以前から出来るので、今回は手書きの地図 + プロ生ちゃんに登場してもらう事にします。

まず地図を書きます。

次に プロ生ちゃんと合成します。

これでカスタムマップ用の画像は完成です。

続いて Excel でプログラミング生放送勉強会のデータを用意します。
開催会/場所/開催日 を入力したら 「挿入」 -> 「テーブル」 を選んでテーブル化しておきます。
*1
で Power Map を起動してカスタムマップを指定しようとしたらそんな項目が無い!!??
5 minute tutorial for creating custom maps with Excel and Power Map - PowerBI - Site Home - MSDN Blogs
にあるサンプルをダウンロードして開いてみると…Power Map のバージョンが低くて開けないよ!とのエラーが。。

調べてみると 9月の Update は Office365 ユーザーのみ提供されているようです。
通常の Excel ユーザーはサポート対象外のプレビュー版しか使えないのですが、こちらは 5月から変わっていません。
Download Power Map Preview for Excel 2013 from Official Microsoft Download Center

という訳で、Office365 の Office を入れ直して再チャレンジ。
入れ直したあとに Excel を起動し、 ファイル -> アカウント から最新の状態になっているか確認。なっていない場合はここで更新出来ます。

やっと本番「挿入」 -> 「マップ」 -> 「Power Map の起動」で Power Map を起動します。

新しいシーン から 新しいカスタムの地図を選択し、
背景画像を指定したあとに、ピクセル領域をクリックして XY の座標位置を画像に合わせます。

画像とデータを紐付けは、XY 座標をデータに持たすみたいですね。
さっき作ったデータには XY が無いのでX列とY列を追加し、それっぽいデータを入れときます。

続いて Power Map にデータを渡します。
Excel に戻って作ったテーブルを選択し、「挿入」 -> 「マップ」 -> 「選択したデータを Power Map に追加」をクリックするとデータが紐付きます。
でこんな感じで設定すると、

それっぽい場所にデータが表示されます。

右下の次へを押して、グラフにするデータと時間の設定をします。

今回は、開催回数1回のデータもヒートマップに出したいので オプションから 「ゼロの表示」をチェックしときます。

これで完成。画面下の再生ボタンを押すと…

だんだん地図に色が増えていってますね!

*1:最初の方空きだらけなのは、開催情報が見つからなかったから