The Microsoft Conference 2012 (MSC 2012) に行ってきた

27(木)/28(金) と マイクロソフト カンファレンス 2013 |クラウドとデバイス| MSC2013 に参加しました。


というわけで、メモを

新しい Office 製品群

Microsoft Lync – video conferencing and instant messaging - Office.com があると便利だなーという印象。逆に Lync が無い場合はどこまで出来るのかな??という印象
Excel の Flash Fill は便利そう。

SQL Server 2012

28(金) は一日 SQL Server のセッションに張り付いてました。

AlwaysOn

  • フェールオーバー/ミラーリング/ログ配布 と3パターンあったものを AlwaysOn に統一してしまおう。
  • 同期/非同期 2つのモードがある。同期の場合は、セカンダリに反映されるまで プライマリの コミット を待つ。ネットワークが遅いと…。
  • セカンダリはリードオンリーとしても使える
  • プライマリが落ちても、ロールを変更するだけでセカンダリをプライマリに切り替えられる

Contained Database

Server Core 対応

  • Windows Server の Server Core モードにもインストール可能になる
  • OS の再起動回数が減る*2

カラムストアインデックス

  • 更新は出来ない
  • 更新する場合は、パーティションテーブルを用いて古いデータが入るテーブルにはカラムストアインデックスを付与し、データを更新する新しいテーブルにはカラムストアインデックスを付与しない。等の使い方が必要。

Distributed Replay

  • ストレステスト

DQS (Data Quality Services)

  • データクレンジング/名寄せを行うサービス
  • 同じ意味のデータでも違う値で入っている物を統一する。例:「株式会社ほげ」 と 「㈱ ほげ」 を統一する

PowerView

  • Web ベースのレポーティングツール
  • PowerPoint に連携

新しい AS (Analysis Services) Tabular Model

  • PowerPivot のエンジンを採用
  • インメモリで高速化*3

File Table

  • ファイルを DB に格納。セマンティックサーチ可能
  • API を使わずに、エクスプローラー から データベース にファイルを格納可能

SSMS (SQL Server Management Studio)

自習書シリーズをアップデートしていってます

PowerView の体験サイト

セルフサービスBI

  • ユーザーが色々なタイミングでアドホッククエリを投げてくる
  • チューニングが大変!管理者的には、セキュリティを理由に避けたい。。
  • アドホッククエリが頻発する中で、ボトルネックの解消によるチューニングはしんどい
  • ストレージアーキテクチャを変える。HDD から フラッシュメモリ
  • Fusion IO、HP VMA3200
  • 物理IO が速くなってくると CPU 負荷の方が重要になってくる。CPU の負荷低減のためならインデックスも貼る

NUMA アーキテクチャ

  • CPU ソケット毎に、ノードを作成
  • ノードを跨ぐと 3倍位時間が掛かるので、使うデータは同じノードにまとめている。
  • NUMA に対応している CPU なら、ソケット数を増やせば、ちゃんと負荷分散される
  • 仮想マシンSQL Server を載せると、NUMA が使われなくなってしまう!(遅くなる)

*1:ログイン情報や照合順序など

*2:Windows Update による再起動が少なくなる

*3:Share Point にも載せれる

*4:Visual Studio の操作感に近づいた