NUnit で実行するテストを変更する (GUI 編) - お だ のスペース の続きです。
今度は CUI で試してみます。
CUI の場合は、GUI よりも細かい指定が可能です。
GUI と同じ様に Category で選択する場合は、/include、/exclude パラメータで指定します。
Category が "B" か "C" の物が対象
nunit-console.exe 〜\ClassLibrary1.nunit /xml=〜\TestResult.xml /include=B,C
Category の指定の仕方は色々なパターンがあります。詳しくは、NUnit - ConsoleCommandLine の 「Specifying Test Categories to Include or Exclude」を参考にして下さい。
CUI の場合には、Category 以外にも 名前空間、クラス名、メソッド名 を指定する事で実行するテストを制御する事が出来ます。これは、/run パラメータで指定します。
名前空間：ClassLibrary2 の物と、ClassLibrary1.Class1Test.Multiply1 メソッドを実行する
nunit-console.exe 〜\ClassLibrary1.nunit /xml=〜\TestResult.xml /run=ClassLibrary2,ClassLibrary1.Class1Test.Multiply1
クラスやメソッドを指定する場合は、完全修飾名を使って指定します。完全修飾型名の指定
ややこしく書いていますが、System.Type.FullName プロパティ で取得出来る型名の事です。
もちろん /include、/exclude、/run を同時に指定する事も出来ます。
ClassLibrary1.Class1Test クラス内の Category が "B" のテストを実行する
nunit-console.exe 〜\ClassLibrary1.nunit /xml=〜\TestResult.xml /include=B /run=ClassLibrary1.Class1Test
詳しくは本家のドキュメントを参考にして下さい。
NUnit - ConsoleCommandLine
