第2回 Windows7倶楽部 で スピーカー しました。

第2回 Windows7倶楽部 で スピーカー します。 - お だ のスペース でも書きましたが、スピーカーをさせて頂きました。
話した内容は、SSMS を使って色々出来ますよ〜的な内容で、そのうち資料も公開されると思います。
次回も SQL Server or DB の内容で 10月位にありそうです。


で、2008 R2 SSMS で SQL Azure への移行デモを紹介した所、懇親会で少し質問されたので少し補足を書きます。


Q.ほんとにそのまま持って行けるんですか?
A.対応していないデータ型/T-SQL を使ってなければ問題無いですが、幾つか注意事項があります。
何が対応している/していないは、こちらを参考に。
Transact-SQL Reference (Windows Azure SQL Database)
※この前のバージョンアップで、2008 で追加された一部の型(geography, geometry, hierarchyid)も対応したので、データ型に関してはほぼ問題無い様な気がします。*1


・日本語を格納するカラムは、NCHAR, NVARCHAR にする OR 照合順序を列単位で指定しておく。

  • >照合順序が DB 単位で指定出来ない。(列か式レベルでの指定のみ)また、既定の照合順序が SQL_Latin_General_CP1_CI_AS なため、char, varchar な型には照合順序を指定しないと正しくデータが格納されない。

参考情報:General Guidelines and Limitations (Windows Azure SQL Database)
・システム日付が UTC なので、日本時間がほしいなら、9H足して下さい。
・DB のサイズは、MAX50GB まで。DB のサイズについての課金については、こちらを参考に。SQL Azureは本日6月28日から上限増量!1DBあたり50GB:Azureの鼓動:ITmedia オルタナティブ・ブログ
・データ転送時にも課金されます。

  • >同位置にある Windows Azure からのアクセスは課金対象外だったと思います*2が、別位置にある Windows Azure からのアクセスや、Windows Azure 外からのアクセスにはデータ転送時にも課金されます。


他にもあるかも知れませんが、私が今思いつく限りではこんなところです。

*1:SQLCLR が未サポートなので、ユーザー定義CLR型は未サポートのまま

*2:すいませんが、ソースは失念。