ODP.NET4 をインストールする

公式のドキュメントはここらへん
目次


Oracle Data Access Componentsのダウンロード から、ODAC 11.2 Release 4 (11.2.0.3.0) with Xcopy Deployment をダウンロードします。
適当なフォルダに解凍後、中の install.bat を実行します。

install.bat ODAP.NET4 true

今回は、Client マシンの Windows Application から Oracle に接続するだけなので、ODP.NET 4 のみインストールしています。*1
はインストールするフォルダを、 はオラクルホームの名前。
これをインストールすると、OracleClient も一緒についてきます。なので、開発環境や実行環境へのインストールも Xcopy Deployment 版でお手軽です。


で、ドキュメント見てもわかるんですが、インストールログと configure.bat を見た感じでは GAC への登録、レジストリへの書き込みと machine.config への書き込み位しかしてません。*2
他のバージョンの OracleClient があり、他のアプリケーションでは既にインストールされている OracleClient を使う必要があっても、多分共存可能だと思います。*3


ちなみに 使っている Oracle.DataAccess.dll のバージョンが実行環境にインストールされている ODP.NET のバージョンと異なると例外が出ます。

Oracle Data Provider for .NETのインストール の最後より引用

ODP.NETおよび依存する非管理DLLの不一致
Oracle.DataAccess.dllアセンブリの非管理DLLの正しいバージョンでの使用を強制するため、Oracle.DataAccess.dllが依存する非管理DLLと異なるバージョンをロードすると例外が発生します。

*1:ASP.NET とかだと他にもインストールする必要がありそう

*2:開発環境では machine.config への書き込みは権限無くて失敗してた。。

*3:環境変数いじってない。oledb とかだと、%PATH% に追加してましたが